ソフトB“エンジョイ精神”でM点灯だ!西武との直接対決 高橋礼&千賀を投入

[ 2019年9月11日 05:30 ]

笑顔でキャッチボールを行う高橋礼(撮影・中村達也)
Photo By スポニチ

 首位ソフトバンクは11日から敵地・メットライフドームで、0・5ゲーム差に迫る2位・西武との2連戦を行う。工藤監督は「楽しくやってほしい」と、リラックスして決戦で力を発揮するよう選手に求めた。ペナント最後の直接対決。両軍に優勝マジック点灯の可能性がある。

 優勝の行方を左右する大一番に「エンジョイ野球」をテーマに掲げた。10日、ヤフオクドームでの投手練習を視察し、東京に移動した工藤監督は「(2位との直接対決は)当然、意識はありますよ。選手は気持ちが入ると思うし、僕も入る。楽しくやってほしい」と話した。

 ゲーム差はわずか0・5。重圧が懸かる優勝争いでは、いかにリラックスして試合に臨むかが鍵となる。指揮官は「緊張しない人はいないと思うけど、勢いがあるチームはベンチが明るい。常に前を向いてやっていけば、明るさにつながる」と指摘した。

 ともに優勝マジック点灯が懸かる直接対決。先陣を切るのが「西武キラー」の高橋礼だ。今季は5試合で4勝1敗、防御率2・70の好相性。「いつも通り、気負わずにいきたい。真っすぐが走るようになってきたので、どんどん押していきたい」と意気込んだ。中5日で9日のロッテ戦に先発することも可能だったが、直接対決に向け中7日で万全を期す形になった。

 2戦目にはエースの千賀を中5日で投入する。前回登板した6日のロッテ戦では、自身初のノーヒットノーランを達成。チーム最多の12勝を挙げている右腕が、強力打線に挑む。工藤監督は「あの2人は今シーズンここまで頑張ってきた。自分の力を出せるように攻めて投げてほしい」と期待を寄せた。

 残り14試合。2年ぶりのリーグ優勝へ、二枚看板で連勝を狙う。

続きを表示

2019年9月11日のニュース