1軍マウンド目指す巨人ドラ6戸郷 憧れは菅野「魅了できるピッチングを」

[ 2019年9月11日 09:30 ]

巨人・戸郷翔征投手
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 シーズンは終盤に差し掛かり、優勝争いやCS争いに注目が集まるが、1軍デビューを目指してファームで汗を流す選手もいる。巨人のドラフト6位・戸郷は「結構うまくいっている感じはする。(3軍から)2軍に上がったのも早かったですし」と納得の1年目を送っている。3月26日にイースタン・リーグ、ヤクルト戦で初登板初勝利。2軍では10試合で3勝1敗、防御率3・16の成績を残している。

 プロ1年目で大きく成長している。149キロだった直球の最速は153キロまで上がった。意識も変化した。「体のことを意識することが多くなった。どこが張ってる、とかも敏感になった」。疲労を取るために4月からは交代浴を取り入れた。練習だけでなく、資本である体へのケアが右腕の成長を支える。

 7月にはフレッシュオールスターに出場。日本ハムのドラフト1位・吉田輝からキャッチボールに誘われた。直球を受け「えげつないです。それしか言葉にならなかった」と驚いた。会話もたくさん交わし「上を目指したいという意識が強いと感じました。吸収するところしかないと思った」。身近にも刺激をくれる存在がいた。同期入団で育成出身の山下航。先に1軍の舞台を踏み、今月4日の中日戦ではプロ初安打を放った。「野手なのでそこまで意識はしていなかったですけど、凄いなとは思っていました。(先に1軍で活躍され)悔しい気持ちもあります」。絶対に負けたくないという気持ちが感じられた。

 今後の目標を語ってくれた。「1軍登板が一番ですけど、結果というよりも自分の投球をしていきたい。菅野さんみたいな魅了できるピッチングをしていきたい」。東京ドームのマウンドを目指して、ジャイアンツ球場で汗を流し続ける。(記者コラム・岡村 幸治)

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