侍U18、台風でドタバタ帰国 永田監督「次のステージで頑張ってほしい」

[ 2019年9月11日 05:30 ]

チームメイトと帰国した佐々木
Photo By スポニチ

 U18W杯に出場した高校日本代表が韓国から帰国した。9日は首都圏を襲った台風15号の影響で搭乗予定の飛行機が欠航。当初予定の便から26時間30分後となる午後4時40分に出発の振り替え便に乗り、午後7時に成田空港に到着した。163キロ右腕・佐々木(大船渡)はドタバタの帰国に疲労の色を隠せなかったものの、親友の奥川(星稜)と常に行動をともにし、代表最後の一日を楽しんでいた。出発前の金海国際空港(釜山)では解団式が行われ、永田裕治監督が「日の丸の誇りとプライドを胸に、次のステージで頑張ってほしい」と激励した。

 《次回大会出場ピンチ!?》21年に行われる次回のU18W杯(米フロリダ州)に、日本代表が出場できない可能性が浮上した。出場には特別枠(ワイルドカード)を除けば、来年に行われるアジア選手権で3位以内に入る必要がある。20年は東京五輪の影響で甲子園の閉幕が8月25日と例年より遅く、日本高野連の竹中雅彦事務局長は「(アジア選手権が)9月3日以降の開幕でないと参加は厳しい。今は侍ジャパン。甲子園に出場していない選手だけでは出られない」と話した。大会を運営するアジア野球連盟は、決勝を9月6日に設定しているが、日本側は大会日程の変更を打診している。

続きを表示

2019年9月11日のニュース