JFE西日本・河野、阪神2軍を4回零封 スカウト陣絶賛「高卒3年目とは思えない」

[ 2019年9月11日 05:30 ]

JFE西日本・河野
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 今秋ドラフト上位候補で最速151キロ左腕のJFE西日本・河野竜生投手(21)が10日、阪神2軍との練習試合に先発。4回3安打無失点と好投し、視察した阪神・矢野監督や、11球団25人のスカウト陣に改めて能力を示した。

 初回を無難に3者凡退で終えると2回、先頭の陽川に対し、この日最速の145キロを計測。2回以降は毎回、得点圏に走者を背負ったが、スライダー、チェンジアップ、100キロ台前半のカーブで緩急を付け、決定打を許さなかった。7月23日の都市対抗大会準々決勝・東芝戦以来の実戦登板。「投球の幅を広げるためには緩急が大事。プロ相手にどう抑えるかが課題だった」と手応えを口にした。

 4月にも阪神2軍戦で先発し、4回4安打2失点。平田2軍監督からは「春より、球のキレも良くなっていた」と評価された。広島・白武佳久スカウト部長は「高卒3年目とは思えない。(ドラフト1位の)12人に入る」と断言し、楽天・福田功プロアマスカウトアドバイザーも「1位で消えるでしょう」と変わらない高評価だった。 (桜井 克也)

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2019年9月11日のニュース