巨人 岡本連発でM9再点灯!“天敵”今永から逆転2ラン 直接対決第1R先勝

[ 2019年9月11日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4―2DeNA ( 2019年9月10日    横浜 )

6回2死一塁、逆転2ランを放つ岡本 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は10日、DeNA戦との1、2位直接対決第1ラウンドを4―2で制し、5年ぶりのリーグ優勝へマジック「9」を再点灯させた。岡本和真内野手(23)が今永昇太投手(26)から6回に27号逆転2ラン。8回にはエドウィン・エスコバー投手(27)から2打席連発となるダメ押しの28号ソロを放った。頂点までの歩みが、いよいよ加速する。

 打席を待つ岡本は願っていた。「回ってこい。回ってこい」。今永との3度目の勝負に飢えていた。

 「打てて良かった。打てて良かった、に尽きます」。0―1の6回2死。丸が四球を選び、切望した打席が回ってきた。その初球。チェンジアップを左中間席最上段に運んだ。マジック「9」を再点灯させる逆転27号2ラン。自身にとっては9月初本塁打だった。

 4番としては通算50発目――。23歳2カ月での到達は、23歳11カ月の王貞治を抜き史上最年少記録を更新した。4回の前打席は四球。原監督は「本来なら、四球の後は真っすぐをカーンというならね。ただ(初球の)チェンジアップでしょ。測れないところ。彼流なんでしょう」とセオリーとは違うスケールの大きさを称え、岡本自身も「うまく反応できた」と言った。
 
 中堅へ打球を飛ばす意識が特大弾を生んだ。岡本のヘルメットの裏には英語で「センター、右中間、ライト方向」と矢印が書かれた紙が貼られている。「見えるところに」と8月からゲストとしてチームを訪れているOBウォーレン・クロマティ氏の手作り。体の開きを抑え、強引に引っ張らないよう意識付けをしている。

 1984年~90年に巨人で活躍した伝説の助っ人。96年生まれの岡本は「どこの国出身の方なんですかね?」と最初は思っていたが、すぐに陽気な性格にほだされた。英語が達者でない自身にも直接アドバイスをくれる同氏の教えもあって月間最多9本塁打した8月は、8本塁打が中堅から右方向だった。

 直前の打席まで11打数1安打6三振と苦しめられていた今永を攻略。左腕には打率・222だったが、8回はエスコバーから左中間に今季2度目の2打席連発の28号ソロだ。マジック9については「僕は初体験なので、気にせず一試合一試合を頑張りたい」。年間31発ペース。5年ぶりリーグ制覇と、2年連続30本塁打以上を視界に捉えた。 (神田 佑)

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