駒大 元U18代表右腕の上野がリーグ戦初勝利 救援で4回無失点 自己最速149キロ

[ 2019年9月11日 15:43 ]

東都大学野球秋季リーグ戦2回戦   駒大9―4国学院大 ( 2019年9月11日    神宮 )

<駒大・国学院大>駒大3番手で登板した上野(撮影・沢田 明徳)
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 駒大が国学院大を下し、1勝1敗のタイとして3回戦に持ち込んだ。

 6回から3番手で登板した右腕・上野翔太郎投手(4年、中京大中京)が4回無失点に抑え、リーグ戦初勝利をマーク。試合後、報道陣に「初勝利おめでとう」と言われ、「僕ですか?(2番手の)越智じゃないんですか?」と驚きながらも「短いイニングだからこそ全力を出そうと思った」。

 高3時にU18日本代表入りし、エース格で活躍。「ちょっと自信を持って大学に行ったけれど、全然通用しなかった」と話す。「周りの期待は大きくて励みにもなったけれど厳しいことも言われた。高校のことは全部忘れて、何を言われてもやることはやっているという気持ちでやってきた」。自己最速を4キロ更新する149キロもマークした。

 待望のリーグ戦初白星にも「ここまで来たら個人的な結果は考えない。4年生なのでどれだけ貢献できるか。もう(今春のように)最下位になりたくない」とチームへの思いを口にした。

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2019年9月11日のニュース