東芝 先発岡野粘った、7回2失点で初戦白星 打球直撃なんの

[ 2017年7月20日 05:30 ]

第88回都市対抗野球第6日・1回戦   東芝4―2日本新薬 ( 2017年7月19日    東京ドーム )

<東芝・日本新薬>7回2失点の好投を見せた東芝の先発・岡野
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 東芝の新人右腕・岡野がアクシデントにも動じず粘投した。初回、先頭・大場の打球が右手首を直撃。いったん治療のためベンチへ下がったが、再びマウンドに戻り、5回まで1安打の好投を見せた。「試合中はアドレナリンが出ていたので痛くなかった。打球が当たって緊張が取れた」。6、7回は失点したが、7回5安打2失点で先発の役割を果たした。

 西関東予選が終わった時点で、初戦の先発を岡野と決めていた工藤賢二監督は「気持ちが入っていたので、このくらいやってくれると思っていた」と目尻を下げた。会社が経営再建を図る中、2年ぶりの初戦突破を果たし、岡野は「次も自分のできることを精いっぱいやりたい」と話した。

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