阪神またも負傷者…糸原が右膝付近痛め交代 長期離脱の可能性も

[ 2017年7月20日 07:37 ]

セ・リーグ   阪神3―14広島 ( 2017年7月19日    甲子園 )

8回2死一塁、糸原は代打・バティスタの遊飛を落球した際に右足を負傷し、担架で運ばれる
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 阪神にまたもアクシデントが発生した。19日の広島戦(甲子園)は今季ワースト14失点で大敗。8回の守備で、2点適時打を放っていた糸原が右膝付近を痛めて交代した。

 またも甲子園に悲鳴が交錯した。8回、3―10となり、なおも2死一塁。代打・バティスタの遊撃後方への飛球を捕球すべくレフト方向に下がっていった糸原は、打球をグラブに一度は収めながらも落球。適時失策となったが、それ以上に負傷したことがチームにとって大きな痛手だった。試合後、金本監督も「調子がいいだけに…痛い」と厳しい表情を見せた。

 打撃好調を理由に後半戦は全3試合に先発出場。2回1死二、三塁では右前に先制の2点適時打を放った。5回には左前打し自身初となる3試合連続のマルチ安打で打線をけん引していた。

 担当の久慈内野守備走塁コーチも「エラーどうこうよりも、ケガが心配」と真っ先に状態を心配するほどのアクシデント。転倒した際に右膝付近をひねった模様だ。奥歯をかみしめる表情のままグラウンドに倒れ込み、そのまま担架でベンチ裏に運ばれ交代。9回表には右膝付近にアイシングを施された状態で球団関係者に車いすを押されてクラブハウスに向かい、大阪市内の病院に向かった。

 診断結果は発表されていないが、負傷箇所が膝付近のため、20日にも出場選手登録の抹消が濃厚。診断結果次第では、長期離脱の可能性も否定できない。17日の広島戦では糸井がスイングした際に右脇腹を痛めて交代し18日に右脇腹の筋挫傷で出場選手登録を抹消されたばかり。西岡、ロジャースと役者がそろい、後半戦の反攻を狙っていた金本阪神にとっては、誤算続きとなった。

 3連戦も1勝2敗に終わりゲーム差は今季最大タイの9となり、3位・DeNAにも0・5差まで迫られた。早ければ25日に自力優勝の可能性も消滅する危機だ。それでも、金本監督は「まだまだ。絶対にファイティングポーズは崩さない」と戦う姿勢をとり続けた。試合直後にはベンチ裏に選手を集めて今季初のミーティングを開き「上を向いていくぞ!」と選手を鼓舞した。最大の正念場に立たされても諦めることなどない。猛虎の底力が試される時が来た。(山本 浩之)

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