【長野】佐久長聖 連覇へあと2つ 次は春にやられた東海大諏訪「悔しさを晴らしたい」

[ 2017年7月20日 19:53 ]

第99回全国高校野球選手権長野大会準々決勝   佐久長聖5―3上田西 ( 2017年7月20日    長野オリンピックスタジアム )

<佐久長聖・上田西>4回、1死三塁。佐久長聖・西藤が左越え2ランを放つ
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 長野大会第11日の20日、長野オリンピックスタジアムで準々決勝が行われ、佐久長聖が上田西との強豪対決を5―3で制し、2連覇へ前進した。

 0―0で迎えた4回に強攻策で主導権を握った。先頭の真銅が四球を選ぶと藤原弘介監督は「先に仕掛けたい」と、バントのサインは出さなかった。3番・上神は狙っていた初球の直球を捉え、右中間三塁打で先制。1死後、西藤が藤原監督の指示どおり3球目の変化球を狙い打ち。右越え本塁打となり、2点を加えた。さらに関も左前打でつなぐと上田西の先発・塚田をKO。2番手投手からも古谷が右越え適時二塁打を放ち、4点を先取した。

 3回までは142キロの速球と切れのあるスライダーで押す塚田に1安打。2巡目に入り、ナインは打席の一番後ろに立ち、バットを短く持つ対処法で一気に攻略した。

 エース塩沢は9回に反撃を受けたがリードを守り抜き、6年連続4強入り。中一日で臨む準決勝は春の県準々決勝で敗れた東海大諏訪。藤原監督は「負けた悔しさを晴らしたい」と突破に決意を込めた。

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2017年7月20日のニュース