【南北海道】駒苫・工藤148球完投!次は“マー夫妻”対決

[ 2017年7月20日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権南北海道大会1回戦   駒大苫小牧5―3札幌第一 ( 2017年7月19日 )

9回1死、三邪飛に打ち取り、ほえる工藤
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 148球目。最後の打者を右飛に仕留めると、駒大苫小牧のエース右腕・工藤は笑みを浮かべた。8安打を浴びながらも3失点完投。今春センバツ出場の札幌第一を撃破し「部員101人の思いが自分の背中にある。最後まで諦めるわけにはいかなかった」と言った。偉大なOB・田中(ヤンキース)も背負った背中のエースナンバーが誇らしげだった。

 甲子園で早実との決勝引き分け再試合の激闘を繰り広げた06年から11年。田中がたどった道を工藤も歩む。1年時に初めて背負ったのは「15」。田中も1年時につけた“出世番号”だった。「下級生のころは必死だった。(田中と同じ番号とは)考えずに、ただ先輩たちの夏を終わらせるわけにはいかないと必死だった」と振り返る。憧れはもちろん田中。「精神的に強くなった」という今は「田中さんも背負った背番号1は誇り。先輩を越したい」と今春の北海道大会優勝。この日も9回を投げ抜いた。

 20日の準々決勝は、くしくも田中の妻でタレントの里田まいの母校、札幌大谷と対戦する。「(札幌第一に)勝ったのは大きいが、気を引き締めていきたい」と工藤。札幌大谷とは13年の秋季北海道大会決勝で勝って以来。「マー君夫妻母校対決」を再び制し、10年ぶりの夏の甲子園に勢いをつける。

 ◆工藤 稜太(くどう・りょうた)1999年(平11)6月13日、北海道登別市生まれの18歳。小1から幌別ベアーズで野球を始める。登別幌別中野球部を経て、駒大苫小牧では1年秋からベンチ入り。家族は両親と妹。1メートル78、71キロ。右投げ右打ち。

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