メジャー11試合開幕 初の大役ダルビッシュは勝敗つかず 青木に快音

[ 2017年4月4日 15:44 ]

開幕戦に先発したレンジャーズのダルビッシュ (AP)
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 メジャーリーグは3日(日本時間4日)に各地で開幕戦の11試合が行われ、ダルビッシュが先発したレンジャーズは前年のリーグ覇者インディアンスに5―8で逆転負けを喫した。

 初の開幕投手を務めたダルビッシュは7回途中、6回1/3を投げて4安打4失点。勝利投手の権利を残してマウンドを降りたが、後続の救援陣が4失点と崩れ、白星スタートとはならなかった。

 マーリンズも強豪ナショナルズに2―4で逆転負け。6回まで2―1とリードするも、終盤に救援投手が3失点を喫した。レッドソックスから移籍した田沢も3番手の投手として8回からマウンドへ。新天地でのデビュー登板でその存在感を示したかったが、先頭から続けて四球を与え、マーフィーに右前適時打を許したところで降板となった。イチローはこの試合に出場しなかった。

 ドジャースは14―3とパドレスを圧倒。7年連続で開幕戦での勝利を飾った。7年連続で開幕投手を務めたカーショーは7回を投げて2安打2失点と相変わらずの安定感で白星スタート。女房役のグランダルは2本塁打3打点と活躍を見せた。

 アストロズは3―0でマリナーズに完封勝利。青木は古巣マリナーズを相手に「9番・左翼」で先発出場。3回の第1打席で元同僚のヘルナンデスから左前打を放ち、この日は3打数1安打だった。

 オリオールズは延長11回にトランボのサヨナラ本塁打が飛び出し、3―2でブルージェイズに劇的勝利。レッドソックスは5回にベニンテンディの3ランなどで一挙5得点を奪い、パイレーツを5―3で下した。なお、シカゴで予定されていたホワイトソックスとタイガースの一戦は雨天中止となり、翌日に順延となった。

<3日の結果>

▽ナ・リーグ:ナショナルズ4―2マーリンズ、メッツ6―0ブレーブス、ロッキーズ7―5ブルワーズ、ドジャース14―3パドレス、フィリーズ4―3レッズ

▽ア・リーグ:オリオールズ3―2ブルージェイズ(延長11回)、ツインズ7―1ロイヤルズ、インディアンス8―5レンジャーズ、アストロズ3―0マリナーズ、アスレチックス4―2エンゼルス

▽インターリーグ:レッドソックス5―3パイレーツ

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