152キロ右腕、中大・鍬原 内角攻め宣言 4日開幕・日大戦

[ 2017年4月4日 09:30 ]

開幕戦に向けてダッシュで調整する今秋ドラフト候補の中大・鍬原
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 東都大学1部春季リーグが4日、2季連続優勝を狙う日大と中大の一戦で開幕する。中大は今秋ドラフト候補の152キロ右腕・鍬原拓也投手(4年)が、今オフに磨いてきた内角攻めで昨秋王者を抑え込み、04年秋以来25季ぶりのリーグ優勝に向けてフル回転することを誓った。

 鍬原が昨秋王者の日大撃破へ力を込めた。「日大は足が速い選手が多いので、塁に出すと自分の投球がしづらくなる。外角をチョンと当てられるより、内角で詰まらせて自分のペースで投げられるようにしたい」と内角攻めを宣言した。

 昨季までは外角中心の配球で打者に踏み込まれた反省から、オフは打者の内角を突く投球術を磨いてきた。左打者には最速152キロを誇る直球で突き、右打者には内角へのスライダーで腰を引かせる。「キャンプから(内角攻めを)テーマにやってきた。課題はだいぶつぶせてきた」。このオフに悪癖だったインステップを矯正し、課題だった制球力も改善。「抜けるスライダーも少なくなってきた」と内角を突ける自信も備わった。

 日本ハム・大谷が肉体改造に取り組んだことがきっかけで、自身も参考書を片手に独学で栄養学を勉強。体重は7キロ増の78キロとなった。今季から指揮を執る清水達也監督も「考え方が変わってきた。一生懸命取り組んでいる姿が見える」とエースとしての成長に目を細める。「開幕戦を取れれば他のカードも楽になる。まずは初戦」と話すエースがチームに弾みをつける勝利をもたらす。 (東尾 洋樹)

 ◆鍬原 拓也(くわはら・たくや)1996年(平8)3月26日、岡山県生まれの21歳。3歳で奈良に移り、小3で野球を始める。北陸(福井)では1年夏からベンチ入りも甲子園出場経験はなし。中大では1年春からリーグ戦に出場。昨秋は7試合に登板して3勝4敗、防御率3・77。決め球はスライダーとシンカー。右投げ右打ち。1メートル77、78キロ。

 ≪主将意気込み≫

 ▼日大・東海林寛大主将 前年度優勝という言葉は忘れ、一戦必勝で優勝を目指す。

 ▼東洋大・飯田晴海主将 いい準備ができた。支えてくれた方に感謝の気持ちを持って戦いたい。

 ▼亜大・北村拓己主将 4冠を獲りたい。勝利に関わる一打にこだわり一人一人が役割を果たす。

 ▼国学院大・諸見里匠主将 状態は上がってきているので楽しみ。自信を持ってプレーするだけ。

 ▼中大・保坂淳介主将 日本一を目指し、まずは東都優勝。挑戦者の気持ちで攻めていきたい。

 ▼専大・和田裕生主将 強い気持ちを持って一戦必勝でリーグ優勝を目指す。

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