巨人・梶谷　マルチで復活アピール！気迫のヘッスラ披露も「まだチキっている」

セ・リーグ   巨人2―0中日 （ 2023年4月1日    東京D ）

＜巨・中＞2回、二塁打を放ちヘッドスライディングをする梶谷（撮影・藤山　由理）
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　巨人・梶谷が21年7月8日以来、632日ぶりの安打を放った。「1番・左翼」で出場し、初回に右前打で出塁。先制のホームを踏み「1番で1打席目が1番大事だと思っている。これからも続けて集中していきたい」とうなずいた。

　2回の第2打席では右翼線二塁打。昨年5月の左膝手術の影響もあり、足からのスライディングは「まだチキっている」という中でも、気迫のヘッドスライディングを見せた。体の状態については「伸びしろあります。今はこなしているって感じなので、もっと上げていきたい」と好感触。スタメン復帰戦でのマルチ安打に「結果が出たのは率直にうれしい。もっともっとレベルアップしていきたい」と見据える。

　DeNAからFAで移籍後は2度の手術もあり、昨季は1軍出場なし。21年7月10日以来の先発出場で復活をアピールした。お立ち台では「長かったし、辛いなというのもあった。ファンの皆さんの前で野球ができることが凄くうれしい」と素直な思いを口にした34歳。今季初勝利に沸くG党に「ずっと迷惑しかかけてないので、しっかり恩を返したい」と誓った。