【センバツ】山梨学院 山梨県勢初の甲子園制覇 5回猛攻で7点大逆転 エース林は今大会4度目完投

[ 2023年4月1日 14:20 ]

第95回選抜高校野球大会決勝   山梨学院7-3報徳学園 ( 2023年4月1日    甲子園 )

<山梨学院・報徳学園>優勝し、駆け出す山梨学院の選手たち (撮影・須田 麻祐子)
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 決勝が行われ、2年連続6回目出場の山梨学院が6年ぶり22回目出場の報徳学園と対決。7-3で勝利し、春夏を通じて山梨県勢初の甲子園優勝を果たした。

 先発のエース右腕・林は初回から3回までは無失点。4回に連打と犠打で1死二、三塁にボークで先制を許した。なおも1死三塁に6番・西村の中前適時打でさらに1点を失った。

 打線は5回に1死一塁から8番・林の左越え二塁打で1死二、三塁とすると、伊藤の左前2点適時打で同点。なおも徳弘の中前打から1死一、二塁とすると、星野の左前適時打で勝ち越した。続く岳原に右中間2点適時二塁打、5番・佐仲にも左翼への2ランが飛び出し、この回一気に打者一巡となる10人で今大会チーム1号を含む6安打を集中させ7点を奪った。

 林は制球力を生かした投球で5回から7回まで無失点。8回には連打から4番・石野の一ゴロの間に1点を失ったが、9回も抑えて今大会6試合で4度目となる完投勝利。118球、6安打、3三振、2四球、3失点だった。

 また、開幕戦勝利から決勝進出は16年の智弁学園以来7年ぶり、5勝しての決勝進出はセンバツ史上初だった。

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