“あかん、優勝してしまう”阪神 劇的サヨナラの場面で意外な選手に注目集まる「めっちゃ良い人やん」

[ 2023年4月1日 20:38 ]

セ・リーグ   阪神6-5DeNA ( 2023年4月1日    京セラD )

サヨナラ打の近本は外野まで逃亡(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 岡田彰布新監督率いる阪神が、開幕2戦目に劇的な結末を迎えた。初回の4点劣勢をはね返し、延長12回に近本がサヨナラ打を放って決着。早々とカード勝ち越しを決め、21年(3連勝)以来、2年ぶりの開幕2連勝となった。

 最後は2死満塁。凡退すれば引き分けに終わる局面で、近本がDeNA・山崎から中前打を放ち、4時間26分の熱戦に終止符を打った。劇打の近本は持ち前の快足をいかして、味方ナインの“追走”を振り切ってグラウンドを外野まで走り回り、歓喜、歓喜。その瞬間からツイッターでは「近本さん」「阪神優勝」「岡田監督」などが続々とトレンドワード入りする盛況で、「あかん、優勝してしまう」「4月は勝率10割や」という虎党の喜びの声が大拡散した。

 そんな中、ある選手の行動にも注目が集まった。延長12回に登板し、1回を無失点に抑えたドラフト6位・富田が勝利投手でプロ初勝利。そのため、外野まで記念球を捕りに行ったのが、プロ10年目の加治屋だった。自らも延長11回に登板し、好フィールディングなどでピンチの芽を摘んで1回無失点。サヨナラ勝ちに貢献していた。

 元ソフトバンクで、21年から阪神に入団した加治屋の後輩思いの行動に、ツイッターでは「サヨナラヒットのボール取りに行った加治屋めっちゃ良い人やん」「加治屋やさしい」「ボール取りに走った加治屋が粋やわ」「富田初勝利おめでとう!そしてボール取りに行く加治屋めっちゃ良い奴!!」など、称賛の声が集まっていた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月1日のニュース