巨人・原監督 大勢不在に「豊樹もカギもやってくれました」 中田翔は「高度なバッティング」

[ 2023年4月1日 17:49 ]

セ・リーグ   巨人2―0中日 ( 2023年4月1日    東京D )

<巨・中>今季初勝利を挙げファンに手を振る原監督(中央) (撮影・藤山 由理)
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 4年ぶりの黒星発進となった巨人が、開幕2戦目で今季初白星をマークした。

 来日初登板初先発となった新助っ人左腕・グリフィンが7回で7三振を奪って3安打零封の好投。打っては初回1死満塁から5番・中田翔が中前適時打を放って先制すると、涌井との投手戦で1―0のまま迎えた6回には中田翔が左中間スタンド中段へ開幕2戦連発となる2号ソロを放って突き放した。

 また、前夜は1点リードの9回に守護神・大勢を出さず、ロペス、高梨、直江の継投で一挙4失点して逆転負けを喫していたが、大勢がコンディション不良でベンチ外となったこの日は8回を田中豊、9回を鍵谷という継投で逃げ切っている。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――グリフィン。
 「あの、テンポも良くね、フィールディングも良かったし、非常にこれから期待が持てるというかね、最初のピッチングとしては素晴らしいピッチングを見せてくれました」

 ――田中豊と鍵谷で逃げ切った。この2人は。
 「いい役割を豊樹もカギもやってくれました」

 ―中田翔は。
 「高度なバッティングといいますか、非常に昨年の終わりぐらいから取り組んでいるバッティングというのが、やっぱり粘り強くやっているところにうまく結果が出ているのかなという気がしますね」

 ――あす開幕カード勝ち越しがかかる。
 「そうですね、まあ、厳しい戦いにはなると思いますが、粘り強く戦っていきたいと思います」

 ――梶谷は。
 「大きいですね。存在感もあるし、いろんなボールに対応力というのはまだまだ素晴らしいものがありますね」

 ――グリフィンは。

 「球数という部分で100球前後というね、なかで、まあきのう(のビーディ)は6回、きょうは7回を投げ切ってくれたと。そこの部分というのはもう、100球以内で7回を投げるというのは素晴らしいと思いますね。ランナーが出ても、非常に粘り強く放るし、簡単にフォアボールを出さないですしね、良かったと思いますね」

 ――大勢はベンチ登録を外れた。
 「まあ、きのうとそうそう変わりはなかったというところですね。あしたはあしたになってというところですね。えー、投げられない人をなかなかベンチに入れるという余裕はありませんのでね。あしたはまた、どういうふうになるかというところですね」

 ――9回の鍵谷は経験か。
 「まあ、オープン戦の頃から調子が非常に上がり調子だったのでね」

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2023年4月1日のニュース