阪神 延長12回フル出場の小幡「より緊張感も増して1球に対する重みを感じていた」2試合連続安打

[ 2023年4月1日 20:41 ]

セ・リーグ   阪神6―5DeNA ( 2023年4月1日    京セラドーム )

<神・D>12回2死、四球を選んでガッツポーズを見せる小幡(撮影・北條 貴史)
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 自身初の開幕スタメンを勝ち取った阪神・小幡が2試合連続安打、延長12回まで遊撃でフル出場と中身の濃い1日に充実感を漂わせた。

 「延長になってより緊張感も増しましたし、1球に対する重みをより感じていました」

 ミスの許されない終盤は重圧とも戦っていたといい、チームのサヨナラ勝利に胸をなで下ろした。

 「ファームは体的にしんどい部分もありますが、1軍はやっぱり精神的にきつい部分がありますね」

 開幕戦を終えて迎えた今朝は疲労度も格段に違ったという。そんな中でもこの日は2回、先頭で迎えた第1打席に右前打を放ち、6回には犠打も成功。延長12回には2死一塁で冷静にボールを見極めて四球を選んで好機を拡大した。

 「自分の仕事をするだけだと思った。結果的に四球で出塁できて良かった。(第1打席の安打も)早めに出るのは気持ち的に楽になる」

 今後、壁にぶつかることもあるが今は目の前の1試合に全力をそそぐ意気込みでいる。高卒5年目でつかんだ大きなチャンスをものにすべく、視線はあすの試合に向けられていた。

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2023年4月1日のニュース