巨人・グリフィン 今季チーム初勝利へ、新助っ人が7回零封で降板 MAX151キロ、95球

[ 2023年4月1日 16:01 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2023年4月1日    東京D )

<巨・中>6回を終えたグリフィンは気迫を見せる (撮影・西川祐介)
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 巨人の新助っ人左腕、フォスター・グリフィン投手(27=前ブルージェイズ)が開幕2戦目となった1日の中日戦(東京D)で来日初登板初先発。7回で7三振を奪って3安打無失点と好投し、勝利投手の権利を得て降板した。

 初回を3者凡退で立ち上がると、その裏には味方打線が1死満塁から中田翔の中前適時打で幸先よく先制。直後の2回、1死一塁でカリステを併殺打に仕留めると、3回には2死二、三塁で大島を内角への149キロ直球で空振り三振に斬って取るなどこの回だけで3三振を奪った。

 初回に投げた12球のうち直球は2球だったが、イニングによっては力のある直球でぐいぐい押す場面も。1-0で迎えた6回に中田翔の開幕2戦連発となる2号ソロが出て待望の追加点が入ると、そのまま7回まで無失点のまま投げ切った。

 グリフィンの投球内容は7回で打者24人に対して95球を投げ、3安打無失点。7三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は151キロだった。

 今季開幕戦となった前夜の同戦では同じく新助っ人右腕のビーディが初回に開始5球で先制を許し、3回までに2失点。結局10安打を打たれながら6回2失点と粘投したが、チームはリリーフ陣が9回に一挙4失点して逆転負けを喫している。

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2023年4月1日のニュース