DH解除!まるで大谷翔平!? オリ党大興奮の名采配「中嶋マジックやん」「すげぇ考えだなぁ中嶋監督」

[ 2023年4月1日 18:49 ]

パ・リーグ   オリックス9-2西武 ( 2023年4月1日    ベルーナD )

8回、平沼の邪飛を好捕する捕手・若月 (撮影・白鳥 佳樹)
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 4月1日のプロ野球で「DH解除」が話題に挙がった。それは西武―オリックス戦での一コマ。「8番DH」でスタメン出場したオリックス・若月健矢捕手(27)が、8回裏にDHから捕手へ守備変更となり、オリックスは「DH解除」。7番に投手が入る珍現象が起こった。

 大谷翔平がNPBにいた際は決して“珍現象”ではなかった。最近ではWBC決勝の米国戦で、DH解除で最後はクローザーになったのは記憶に新しい。だが日本球界で見る「DH解除」と言えば、ほとんどが緊急措置。総力戦の末、使える選手が限られた場合に、たまに見る光景だ。3月14日のオープン戦・西武戦で、日本ハム・矢沢が先発の右翼から途中投手となり、近い将来の“DH解除”が現実味を帯びてきた、と野球ファンもざわついたこともあったが、DH解除→捕手というのは、また珍しいケースだ。

 試合前に「DH若月」がツイッターでトレンドワード入りしたが、最後は「DH解除」がトレンド入り。「今シーズンのDH解除はあるなら矢澤だけだと思ったけどまさかの若月DHからのDH解除は中嶋マジックやん」「DH解除作戦ですね。2戦目から、しかけてくる中嶋監督 笑」「DH解除で若月がマスクを被る。今年はこんな展開も増えるか」「DH解除&投手に代打、なかなか見れない光景を見れた」「若月DH解除して抑え捕手で使うのすげぇ考えだなぁ中嶋監督。そんな戦術取れるぐらい層厚いの羨ましすぎる」などなど、多数の投稿が集まった。

 今季は「捕手・若月、DH・森」という布陣を予想していたオリックファンも多かったが、中嶋監督の采配にはうなるばかり。“抑え捕手”という形での「DH解除」作戦が、3連覇の道筋をつくるかもしれない?

 試合は9-2でオリックスが完勝し、開幕2連勝。若月は4打数2安打で、攻守で勝利に貢献した。

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