阪神ドラ1・森下「いい経験になった」 開幕戦無安打も持ち前のフルスイング発揮、初得点も記録

[ 2023年4月1日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6―3DeNA ( 2023年3月31日    京セラD )

<神・D>5回、遊ゴロに倒れた森下(撮影・岸 良祐)
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 結果は出なくても、阪神・森下にとっては感激の開幕戦だった。

 「緊張感は味わえたので、いい経験になった。チームが勝てたので次につながったのかなと思います」

 プロ初打席は2回無死二、三塁。球場内で「森下、森下」の大合唱を背に打席へ入った。ボテボテの三ゴロが敵失を誘い、先制点につながった。走者としても近本の左犠飛で生還し、初得点を記録した。

 4回は左飛、5回は遊ゴロに倒れても持ち前のフルスイングは発揮。6回の青柳から岩崎への継投に合わせてベンチへ退いた。打席での感覚は良好。「ボールも見えていた。あとは捉えるだけ。早く一本出して気を楽にしたい」と第2戦以降へ意気込んだ。

≪近年の阪神新人野手の開幕戦先発出場≫

 ★04年鳥谷 敬(D自由枠)4月2日の巨人戦(東京ドーム)7番・遊撃で5打数1安打。第1打席を含む3三振を喫した。

 ★12年伊藤 隼太(D1位)3月30日のDeNA戦(京セラドーム)7番・右翼で2度の空振り三振。7回に代打を送られた。

 ★16年高山 俊(D1位)3月25日の中日戦(京セラドーム)1番・左翼。初打席で左前打の4打数1安打。

 ★19年近本 光司(D1位)3月29日のヤクルト戦(京セラドーム)2番・中堅で4打数1安打1打点。6回の第3打席で右中間へ同点の適時三塁打を放った。

 ★同木浪 聖也(D3位)1番・遊撃で近本とともに先発。5打数無安打。

 ★21年佐藤 輝明(D1位)。3月26日のヤクルト戦(神宮)6番・右翼。2回の初打席で左翼へ先制犠飛の3打数無安打1打点。

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