中田翔 SNSの“中田個人軍”という声に「なんて言えばいいの(笑)」 開幕2戦でチームの全5打点

[ 2023年4月1日 18:40 ]

セ・リーグ   巨人2―0中日 ( 2023年4月1日    東京D )

<巨・中(2)>6回、中日・涌井(左)からソロ本塁打を放つ中田翔(撮影・藤山 由理)
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 巨人の中田翔内野手(33)が中日戦(東京D)で開幕2戦連発となる2号ソロを放つなど、2日連続でチームの全打点を叩き出す大活躍。チームを今季初白星へと導いた。

 試合後、中田翔との一問一答は以下の通り。

 ――全部速球だったと思うんですけど、速いボールをイメージして初球を狙いにいった。
 「やっぱり、涌井さんの真っすぐって、球速以上のスピードを感じる質のいい真っすぐなので。それに差されて、たくさんの打席でやられてきましたけど、そういうイメージがあったので、ちょっと始動というか振り出しを早くして、打ちにいこうっていうのは心がけてました」

 ――初回にいきなりあそこで点を取れたのは大きかった。
 「そうですね。積極的にいこうって決めて打席に立ったので、それがその通り、実行することができて、よかったなと思います」

 ――ホームランを意識していたのか。
 「いやいや、ホームランは意識してないですけど。だから、その振り出しを早くして、とにかく強い当たりを打ちにいこうっていうことは頭にありました。ホームランっていうのは全くないですけど」

 ――去年から今年にかけてやっているフォームの継続はやっぱり生きている。
 「そうですね、去年から引き続きで、しっかりと打席のなかで、いろんなポイントポイント意識していけてる。すごくいいのかなと思います」

 ――昨日のホームランは、インコースの厳しいボールだった。うまく反応できているのは、状態の良さもあるのか。
 「結構、詰まらされてはいたんですけど、詰まらされても、その詰まるポイントが良かったというか、ま、あれはたまたまというか。そんな感じじゃないですか」

 ――これで2試合で全5打点、チームの全打点を挙げているが。
 「特にまあ、意識はしてないですし、とにかく試合に勝ちにいくっていうことだけだと思うので、そこはあまり意識してないです。たかが始まって2試合なので」

 ――ヒーロインタビューでも涌井さんのことを言っていたが、セ・リーグにくると聞いた時の感想は。
 「別になんともないです。自分のことに必死なんで」

 ――SNSでは“中田個人軍”と盛り上がっている。
 「なんて言えばいいの(笑)。もっと打てるように、頑張りたいなと思います」

 ――開幕の入り。
 「今年に関してホントに変な緊張感もなく、ほどよい緊張感であの試合に入れたので。1打席目はさすがに緊張しましたけど。でも毎年するような緊張ではなかったので。スムーズに入れた。気持ちの面では、スムーズに打席に立てれたかなと思います」

 ――緊張していない理由。
 「いや、分からないですね。なんでか分からないですけど、毎年結構1試合っていうのは、すごく3打席4打数、緊張する方なんですけど。今年はすごく、1打席ちょっとぐらいすかね。緊張したのは。だから、まあ自然体で入れたのかなと思います。それがなんでかは分からないです。

 ――大勢がベンチを外れている。
 「やっぱりあの大勢がいないっていうのは正直大きいです。でもそのなかを野手はもちろん、昨日今日みたいに、みんなでカバーし合えていけたらいいかなっていうふうに思います」

 ――貴重な追加点だった。
 「昨日の展開もそうですけど、1点だったら何が起こるかわからないということで。みんなもう1点取りにいこうという気持ちが、ベンチのなかであったと思いますし。そのなかで、たまたま僕のホームランになったということなんで。それはすごくうれしく思いますし、まず今日は1勝できてよかったなと思います」

 【中田翔の今季全打席】
3月31日 ●3―6中日(東京D) 二ゴ、左本(1)、四球、右3(2)
4月1日 ○2―0中日(東京D) 中安(1)、空三振、左中本(1)
※打率・667(6打数4安打)、2本塁打、5打点

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