やっぱりアンタが大将! 中田翔が開幕から巨人の全5打点叩き出し「久々に気持ち良かった」

[ 2023年4月1日 17:20 ]

セ・リーグ   巨人2―0中日 ( 2023年4月1日    東京D )

<巨・中>勝利を喜ぶ(左から)梶谷、中田翔、グリフィン (撮影・西川祐介)
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 巨人の中田翔内野手(33)が中日戦(東京D)で開幕2戦連発となる2号ソロを放つなど、2日連続でチームの全打点を叩き出す大活躍。チームを今季初白星へと導いた。

 開幕戦に続いて「5番・一塁」で先発出場。初回1死満塁で相手先発右腕・涌井から中前に先制適時打を放つと、1―0のまま迎えた6回には涌井から左中間スタンド中段に突き刺さる2号ソロ。巨人は2―0で今季初勝利をつかんだ。

 開幕戦でチームの全3打点、この日もチームの全2打点をそのバットから叩き出した中田翔は試合後、お立ち台でインタビュアーから「凄いですね!」と声をかけられると「ありがとうござます」と笑顔。昨夜は自身7年ぶりの三塁打で8回に2点取って逆転した直後の9回にリリーフ陣が一挙4点を失って黒星となっていただけに「きのう悔しい負け方をしたので、きょう絶対落とせないという気持ちで試合に挑みました」とまずは振り返った。

 初回、1死満塁で入った第1打席では涌井の初球、外寄り直球を中前に先制打した。「本当に初球からね、積極的にいこうというふうに打席に立つ前から決めてたので、それがその通りになってくれて、そのなかで結果が出てくれて、凄くうれしいです」。

 1―0のまま迎えた6回の一発は打った瞬間それと分かる当たりで“確信歩き”のあとでゆっくりとダイヤモンドを一周し、大喜びの原監督とナインが待つベンチに凱旋した。「久々に気持ち良かったです、はい」。マウンドの涌井とはこれまで何度も対戦してきたが、「本当にパ・リーグ時代から結構、涌井さんにはやられてたので。何とか。お互いこのセ・リーグでね、僕はやり返してやろうという気持ちで打席に立ちました」という中田翔。

 黒星発進から開幕カード勝ち越しがかかる第3戦に向け、「1試合1試合、大事に戦っていきたいと思いますし、ファンの皆さんの声援が本当に僕たち選手の力になっているので、あしたもご声援よろしくお願いします!」と呼びかけていた。

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