ヤクルト・村上　開幕弾に侍・栗山監督「僕が一番うれしい」　WBC後の“宿題”に一発回答

セ・リーグ   ヤクルト4ー0広島 （ 2023年3月31日    神宮 ）

＜ヤ・広＞初回、2ランを放つ村上（撮影・島崎忠彦）
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　【記者フリートーク】侍ジャパン・栗山監督にとって、感激の一発だった。開幕戦の第1打席で放った村上の今季1号。開口一番「僕が一番、うれしい。そうなってくれると信じていた」と喜んだ。

　WBCでは不振のため準々決勝で4番から5番に降格させた。「日本の圧倒的な4番でやるんだ」と言い続けた栗山監督にとって苦渋の決断だった。準々決勝前に宿舎で直接話し、準決勝と決勝の前には思いをメールに込めて送った。「悔しかったと思う。それが必ず成長の大きなきっかけになる」。そう信じて帰国し、チーム解散の際は「宿題を持って終わるよ」と伝えた。

　北海道栗山町の自宅で、その宿題への“一発回答”を受け取った栗山監督は「最初に出すのが、村上宗隆なんだ」と言った。侍の4番は村上だと信じているからこその言葉だ。（侍ジャパン担当・秋村　誠人）