巨人が今季初白星 悪夢の開幕黒星から一夜 中田翔が2号含む2打点 グリフィン7回零封1勝

[ 2023年4月1日 16:38 ]

セ・リーグ   巨人2―0中日 ( 2023年4月1日    東京D )

<巨・中>6回、本塁打を放った中田翔は確信歩きからバットを放り投げる (撮影・西川祐介)
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 4年ぶりの黒星発進となった巨人が、開幕2戦目で今季初白星をマークした。

 来日初登板初先発となった新助っ人左腕・グリフィンが7回で7三振を奪って3安打零封の好投。打っては初回1死満塁から5番・中田翔が中前適時打を放って先制すると、涌井との投手戦で1―0のまま迎えた6回には中田翔が左中間スタンド中段へ開幕2戦連発となる2号ソロを放って突き放した。

 中田翔は前夜の開幕戦では今季のチーム1号となるアーチを4回に放ち、自身にとって4年ぶりとなる開幕弾。8回には7年ぶりとなる三塁打を放って逆転に持ち込み、チームの全3打点を叩き出した。この日も巨人が挙げた2打点はともに中田翔で、開幕2戦でチームの全打点を挙げている。

 今季初スタメンで1番に起用された梶谷は初回に2021年7月8日の中日戦(東京ドーム)以来632日ぶり安打となる右前打を放ち、2回にはヘッドスライディングで右越え二塁打もマーク。一方で坂本はこの日も6番に入ったが、見逃し三振、空振り三振、遊ゴロで開幕から2戦7打席7打数無安打3三振となった。

 また、前夜は1点リードの9回に守護神・大勢を出さず、ロペス、高梨、直江の継投で一挙4失点して逆転負けを喫していたが、大勢がコンディション不良でベンチ外となったこの日は8回を田中豊、9回を鍵谷という継投で逃げ切っている。

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