オリ・舜平大　堂々の開幕戦プロ初登板　中嶋監督も「本当は勝ちをつけてあげたかったけどね」

パ・リーグ   オリックス3―2西武 （ 2023年3月31日    ベルーナD ）

＜西・オ＞5回、野口に適時打で生還した宗をハイタッチで迎える山下（撮影・白鳥　佳樹）
Photo By スポニチ

　プロ初登板で開幕投手に抜擢されたオリックス・山下は堂々の投球だった。6回途中まで4安打1失点で7奪三振。立ち上がりから150キロ台後半の速球で押し、中盤からはカーブをうまく使った。6回1死から外崎に粘られ、14球目に最速157キロを中前打されたところで交代を告げられた。

　「チームが勝ったのが一番。でも、途中で代わっているし、あそこは先発として投げきらないといけない。次は投げられるように準備したい」

　初勝利は持ち越しでも大器ぶりを十分に示し、中嶋監督も「本当は勝ちをつけてあげたかったけどね。初めての登板でいろいろ見えてくると思うし、これからの投球に期待できると思う」と1軍での起用継続を示唆した。