涙の小笠原から一転!中日・涌井の“クール”な初登板に竜党「ばりかっこいい」「惚れ惚れする美しさ」

[ 2023年4月1日 16:11 ]

セ・リーグ   中日―巨人 ( 2023年4月1日    東京D )

中日の先発・涌井 (撮影・西川祐介)
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 今季から中日に新加入した涌井秀章投手(36)が、開幕2戦目となる1日の巨人戦に先発。落ち着いたマウンドさばきで、移籍後初登板は7回2失点と好投した。

 初回、2つの四死球が絡み、1死満塁となると、中田に先制適時打を献上。ピンチを迎えたかに思えたが、ここから坂本、大城を打ち取り、勢いに乗った。2回以降は巨人打線に的を絞らせず、5回まで無失点。6回1死から中田にソロ弾を献上するが、後続は冷静に断ち切り、結局7回2失点でまとめた。

 上々の竜初登板に、ツイッターでは「涌井さん」が早速トレンドワード入り。「涌井さんやっぱり安定感スゴいな」「涌井さんさすがの立て直しですな」「涌井さん素晴らしいピッチング 惚れ惚れする美しさ」などの声が集まった。

 前日の開幕戦は小笠原が8回途中3失点、145球の熱投。途中降板、逆転勝利に悔し泣き、うれし泣きと思いの丈があふれたが、涌井は一転。クールにマウンドで仕事し、「涌井さん昨日の慎之介と対照的で超クール。ばりかっこいい」といった声もあった。

 その他でも「涌井さんのカウントの稼ぎ方と言い、不利なカウントから並行カウントに戻す辺りがベテランの妙味だな」「涌井さん要所でインロー、アウトローに球がコントロールされて早くも三振6つ奪ってるのはキノタクのフレーミングも相まってかなり芸術的 この辺りの投球術は流石3球団でエース張ってただけある」と、野球ファンをうならせる投稿が続いた。

 涌井はこれまでに所属した西武(07、09年)、ロッテ(15年)、楽天(20年)の全てで最多勝を獲得。初めてのセ・リーグとなる中日で、4球団目の最多勝が期待されている。

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2023年4月1日のニュース