2戦連続零敗の広島・新井監督「何とか早く、一本出して欲しいという感じかな」攻めの姿勢は忘れず

セ・リーグ   広島0－1ヤクルト （ 2023年4月1日    神宮 ）

報道陣に囲まれ引き上げる新井監督（撮影・長久保　豊）
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　広島が1日のヤクルト戦に0－1で敗れ、開幕から2連敗。打線が沈黙し、先発の床田を援護できなかった。これで開幕から2試合連続零敗で球団初の屈辱となってしまった。

　試合後、新井監督はつながらなかった打線について「こっちも動きを出していかないといけないのかなという感じかな。まぁ、昨日開幕して、まだね、ある程度、消化していくまではね。一本出るまでというのは、打つ方ではあると思うんで。何とか早く、一本出して欲しいという感じかな」と振り返った。

　大幅な打線改造ではなかったが、この日は2年ぶりに菊池を1番に起用するなど打開策を講じたが4安打どまり。開幕から15イニング連続無得点だった1994年の球団ワースト記録を更新する屈辱となった。

　それでも打撃の内容に関して、同監督は良い部分もあったと振り返り「昨日より、いい反応はしているんじゃないかなという風には見えているね。打者全体ね」と言及。きっかけさえつかめば、好転する雰囲気も感じ取っている。

　この日は8回に小園の二盗失敗もあったが、「どんどん仕掛けていく姿勢は」と聞かれた指揮官は「もちろん、もちろん。そこはもちろん、どんどん動きを出していきたいなとは思っている。そこはこっちが考えて、いろいろ動きを出していかないといけないと思っている。こっちがね」と説明していた。