広島・新井監督 開幕から2戦連続零敗…球団初の屈辱 打線改造も4安打どまり 好投の床田見殺し

[ 2023年4月1日 16:30 ]

セ・リーグ   広島0-1ヤクルト ( 2023年4月1日    神宮 )

7回、投手交代を告げた新井監督(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 広島が1日のヤクルト戦に0-1で敗れ、開幕から2連敗。打線が沈黙し、先発の床田を援護できなかった。これで開幕から2試合連続零敗で球団初の屈辱となってしまった。

 打線はこの日、2年ぶりに菊池を1番に起用するなど、前夜開幕戦から改造して臨んだが、ヤクルトの新外国人・ピーターズの前に沈黙した。2回にマクブルーム、3回に菊池、7回に秋山が安打を放った以外は、快音響かず。無得点のまま試合が進んだ。

 一方、昨季8月に右足首を骨折し、復帰登板となった先発の床田は好投。要所で三振を奪い、村上からは2三振と寄せ付けず、6回無失点で味方の援護を待った。だが7回、3番手・島内がオスナに痛い先制弾を献上した。

 打線は8回、先頭の坂倉が右前打を放ち、その後走者となった小園が二盗を狙うもアウトとなり万事休す。結局、4安打どまりで、2試合18イニングでスコアボードに「0」行進が続いた。

 広島は1994年の開幕から15イニング連続無得点が球団ワースト記録だったが、これを更新する屈辱。新井監督には厳しい船出となった。

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月1日のニュース