【センバツ】報徳学園・大角監督「もっと早く…私の継投のタイミングのミスだった」敗戦の責任負う

[ 2023年4月1日 14:41 ]

第95回選抜高校野球大会決勝   報徳学園3-7山梨学院 ( 2023年4月1日    甲子園 )

<山梨学院・報徳>山梨学院に敗れ、優勝を逃した報徳ナイン(左が大角監督、左から3人目が掘)(撮影・平嶋 理子)
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 決勝が行われ、6年ぶり22回目出場の報徳学園が2年連続6回目出場の山梨学院と対決。4回に2点を先制も、5回に先発の間木がつかまり、この回1発を含む6安打を浴び7点を奪われ逆転負け。21年ぶりの優勝はならなかった。

 優勝を逃した報徳学園の大角健二監督は試合後に「序盤はうちのペースでいけた。5回の前、もっと早く投手を代えるべきだった。私の継投のタイミングのミスだった」と自身の采配を悔やみ、敗戦の責任を負った。

 しかし、決勝まで戦い抜いたナインの奮闘に目を細め「全国のトップレベルで張り合える自信はついた。最後は力負け。総合力を夏に向けてつけていきたい」と夏でのリベンジを誓った。

 打線は初回から3回までは無得点。4回に、先頭の3番・堀が三塁強襲の内野安打、続く石野の左前打と犠打で1死二、三塁にボークで先制。なおも1死三塁には西村の中前適時打で加点した。

 8回に1点を返したが、5回の7失点が響き21年ぶり3度目の優勝は届かなかった。しかし、山梨学院の校歌が流れる中でも整列したナインは胸を張った。この日も先制を呼んだ元祖「アゲアゲホイホイ!」。グリーンのメガホンと足を振り上げて踊りながら「サンバ・デ・ジャネイロ」の曲に合わせて「アゲアゲホイホイ!」を連呼しナインを鼓舞し続けたスタンドの応援団からは惜しみない拍手が送られた。

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