樋口新葉、グレードアップのSP披露 「去年よりも大きく」

[ 2020年9月12日 20:02 ]

フィギュアスケート・ドリーム・オン・アイス第1日 ( 2020年9月12日    KOSE新横浜スケートセンター )

フィギュアスケート「ドリーム・オン・アイス」でSPを披露する樋口新葉(代表撮影)
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 女子で18年世界選手権銀メダルの樋口新葉(19=明大)は昨季から継続したショートプログラム曲「バード・セット・フリー」を披露した。

 力強い女性ボーカルの曲をダイナミックに演じ、2回転半、3回転ルッツ、フリップ―トーループの連続3回転ジャンプに着氷。「朝の練習より緊張していたが、凄く大きく滑れた。ミスはあったけど、それをカバーする気持ちで最後までできてよかった。去年よりも全体的に大きく滑るのが今年の目標。今シーズン最初の試合みたいな感じで大きく滑れた」と振り返った。今季はSP、フリーとも継続。「去年よりもレベルアップしているな、という風に思ってもらえるように」と語り、さらに磨きを掛けていく。

 「ドリーム・オン・アイス」は7月に予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で開催を見送っていた。新シーズンを前に演技を披露する場が失われたスケーターのため、無観客など最大限の感染防止策を講じた上で開催。13日は各スケーターがフリーを演技する。

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