白鵬&鶴竜、秋場所休場で来場所進退か 横綱全員休場は37年ぶり2度目

[ 2020年9月12日 05:30 ]

白鵬(左)と鶴竜
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 大相撲の東横綱・白鵬(35=宮城野部屋)と西横綱・鶴竜(35=陸奥部屋)が秋場所(13日初日、両国国技館)を休場することが11日、決まった。白鵬が右膝の負傷、鶴竜は右肘の負傷で、ともに7月場所を途中休場していた。15日制となった1949年夏場所以降、複数の横綱全員が初日から休場するのは83年夏場所の千代の富士、北の湖以来で37年ぶり2度目。休場が目立つ両横綱は、進退問題が浮上しかねない状況となった。

 横綱が白鵬と鶴竜の2人になった平成最後の昨年春場所以降、ともに休場するのは先場所に続いて4度目となった。ついに今場所は、初日から横綱不在。芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「横綱が休場なのは大変申し訳ない」と謝罪した。

 16度目の休場の白鵬は8月13日に右膝の内視鏡手術を受けた。関係者によると、診断書は「右膝蓋(しつがい)大腿靱帯(じんたい)損傷、関節内巨細胞腫で、今後約3週間のリハビリテーション加療を要する見込み」という内容。手術では腫瘍も摘出したという。調整が大幅に遅れ、休場を余儀なくされた。

 師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は「出る気持ちでいたが、治りが悪かった。(本人は)残念がっていた」と説明した。東京開催の11月場所での復帰を目指すが、宮城野親方によると「やっとこさ歩いたりできる程度で階段も上がっていけない」という状態。「11月にはぎりぎり取れそうな感じ」としたが、道のりは険しいと言わざるを得ない。

 鶴竜は右肘負傷の影響で体づくりが満足にできず、相撲を取る稽古ができなかったことで17度目の休場を決断した。昨年の名古屋で6度目の優勝を飾った後の6場所で、皆勤は1場所だけ。師匠の陸奥親方(元大関・霧島)は「ここまできたら進退を懸けてやらなきゃいけないところまできていると思う」と11月場所以降の進退にも言及した。

 年6場所以降の横綱の引退時の最高齢は栃錦と千代の富士の35歳。白鵬、鶴竜も同じ35歳となった。若手が台頭してきた中、両横綱は窮地に追い込まれている。

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