フィセッテコーチが語る、大坂Vへのカギとは…「アザレンカは合理的、なおみは直感的」

[ 2020年9月12日 16:45 ]

決勝進出を決めた大坂なおみ(AP)
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 大坂の直感が、合理主義のアザレンカを打ち破る――。テニス全米オープンは12日(日本時間13日午前5時開始)に女子シングルス決勝を行う。2年ぶりの優勝を狙う世界ランキング9位の第4シード、大坂なおみ(22=日清食品)が、元世界1位で同27位のビクトリア・アザレンカ(31=ベラルーシ)と対戦する。昨年12月に大坂のコーチに就任したウィム・フィセッテ氏(40)が11日に会見を実施。15~16年と18~19年にアザレンカのコーチを務めており「相手をよく知っていることは大きなアドバンテージ」と自信を見せた。

 大坂から「プロフェッサー(教授)」と称される頭脳派コーチは「ビカ(アザレンカの愛称)は合理的で、なおみは直感的。ビカは試合前のゲームプランを重視するが、なおみは重要な場面で直感が働く。その直感を信じている」と説明。大坂に与える試合前の情報はアザレンカに比べて30~40%程度に抑えていることも明かし「なおみには強力な武器があるので、相手よりも自分のゲームに集中することが重要。相手にアジャストし過ぎる必要はない」と語った。

 その上で「重要な場面でのサービスエースやダブルフォルトが試合の勝敗を決めるかもしれない」とサーブがカギを握ると予想した。女子ツアーを統括するWTA(女子テニス協会)が契約する欧州最大手のソフトウエア会社、SAPのアドバイザーも務めており、統計を重視する。直感を大切にしながら、最低限の重要データを伝える方針だ。元世界ランキング1位同士の大一番。18年全米、19年全豪に続く4大大会3勝目を狙う大坂を自信を持ってコートに送り出す。

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