“青天を衝くわ”莉絵留 デビュー戦Vも視界の2位タイ浮上 遠縁の渋沢栄一もビックリ!?

[ 2020年9月12日 05:30 ]

女子ゴルフツアー・日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯   第2日 ( 2020年9月11日    岡山県 JFE瀬戸内海GC=6640ヤード、パー72 )

2位タイで終了した渋沢莉絵留(代表撮影)
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 首位に6打差の54位から出た“ミレニアム世代”渋沢莉絵留(19=フリー)がプロツアーでの自己ベストを1打更新するこの日のベストスコア66を叩き出し、首位に2打差の通算6アンダー、2位タイに急浮上。史上初のプロデビュー戦優勝へ好位置で決勝ラウンドを迎える。“新世紀世代”笹生優花(19=ICTSI)は70で回り、前日5位から渋沢と同じ2位へ。韓国のペ・ヒギョン(27)が通算8アンダーで首位に立った。

 国内プロデビュー2戦目でツアー初優勝した笹生を上回る、プロデビュー初戦での優勝が視界に入ってきた。しかも目指すのはプロ日本一を決めるメジャータイトル。この状況に一番驚いているのは渋沢本人だった。

 「びっくりですね。こんなに急にバーディーが取れるなんて」

 序盤の11番で残り108ヤードの第3打をPWでOKに付けるなど、ショットで奪ったバーディーもあったが、折り返しの1番ではグリーン手前のエッジから17メートルのパットを流し込むなど、初日はカップに嫌われ続けていたパットが好調。3連続を含む6バーディーを奪い、あっという間に首位争いに加わった。

 「日本資本主義の父」と呼ばれ、24年度から新1万円札の顔になる明治期の実業家、渋沢栄一とつながりのある家系。来年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公で、その生涯が描かれる。昨秋のプロテストで一発合格を果たしたもののツアー予選会は85位と失敗。例年なら今大会への出場も絶望的な順位だが、コロナ禍により外国人選手が来日できないなど状況が変化。舞い込んだ好機を、ここまでは生かしている。

 プロ同期の笹生の存在について聞かれ「差はあると思うので。迫力に負けないように」と笑った渋沢。賞金女王・鈴木が予選落ちし、昨年の賞金ランク上位4人がいない今季メジャー第1戦。波乱の予感はさらに濃くなった。

 ◆渋沢 莉絵留(しぶさわ・りえる)2000年(平12)12月24日生まれ、群馬県太田市出身の19歳。ゴルフは兄の影響で9歳から。福岡・沖学園高時代は3年時の日本ジュニア、全国高校選手権3位が最高。プロツアーでは18年日本女子オープンの45位が最高。昨年のプロテストに6位で一発合格。名前は「(さと)り(を)える」から。“資本主義の父”渋沢栄一は遠縁にあたる。1メートル60、60キロ。血液型A。

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