南ア NZ戦へ前日練習、コリシ主将「最高レベルの準備できた」

[ 2019年9月20日 12:08 ]

日産スタジアムで前日練習を行う南アフリカ代表(撮影・中出健太郎)
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 ラグビーW杯日本大会で3度目の優勝を狙う南アフリカが20日、ニュージーランドとの1次リーグB組初戦(21日)の前日練習を、試合会場の横浜市・日産スタジアムで行った。準決勝・決勝(11月2日)の会場でもあるスタジアムはW杯仕様に整えられ、世界が注目するビッグマッチへ向けた準備を完了。チームは南アが優勝した2007年大会でトライ王に輝いた元同国代表WTBブライアン・ハバナ氏(36)が見守る中、リラックスした雰囲気で芝の感触やスタジアムの雰囲気を確かめながら調整した。

 南アは17年にニュージーランドに0―57と屈辱的大敗を喫したが、18年のラッシー・エラスムス監督(46)の就任後、宿敵とは1勝1敗1分け。練習後に会見したフランカーのシヤ・コリシ主将(28)は「この2週間で最高レベルの準備ができた。この周辺を歩いていても国が盛り上がっていて、話題になっているのが分かる。いい試合になると思う」と抱負を述べた。W杯初戦でいきなり優勝候補同士の対決にも「1次リーグでいずれ戦うのなら、待つよりも今やった方がいい。最初からビッグゲームの準備ができる」と歓迎した。15年W杯イングランド大会では初戦で日本に足をすくわれたが、「あの時と今は全く別のチームになっている。あんな形で初戦を終えたくない。初戦で負けると大変厳しくなる」と白星スタートを誓った。

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