SGカウントダウンコラム

SG「第48回ボートレースオールスター」25日開幕 あと3日 ボートレース若松

[ 2021年5月22日 05:30 ]

桐生順平(右)と篠崎仁志
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◆好調選手

 今年8優出6Vと快音を鳴らし続けているのが桐生順平。優勝の内訳はG1が2V。2月の関東地区選(多摩川)、4月の宮島ダイヤモンドカップでイン逃げV。ポテンシャルの高さを見せつけた。戸田のゴールデンウイークシリーズ優勝戦でもインを押し切り、地元正月レースでインから敗れた雪辱を果たし、勢いは増すばかりだ。そんな桐生も昨年はスランプに陥っていた。14年から連続で出場していたグランプリから姿を消したのだ。一般戦2V、G3・1V、G1、SGで優勝なしと苦戦した昨年から一転、立て直しに成功。SGの主役が昨年分を巻き返す。

◆前回覇者

 住之江で開催された前回覇者は篠崎仁志。出場選手選考委員会による推薦枠で出場した篠崎は7度目のSG優出に成功すると見事にインを押し切った。既に2度のSG優勝歴を持つ兄の元志に続きSGウイナーの仲間入り。佐賀の松尾泰弘、幸長兄弟以来となる49年ぶりの兄弟SG制覇に話題を独占した。今回の舞台は地元の若松。走り慣れたプールだけに連覇へのアドバンテージは大きいはず。そして最高グレードレースでの最強兄弟対決も見逃せない。兄に並ぶ2度目のSGと大会連覇を目指す。

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