SG「第30回グランドチャンピオン」23日開幕　あと4日　ボートレース宮島

今垣光太郎（右）と赤岩善生
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◆SGで活躍した選手がズラリ

　グランドチャンピオン（通称グラチャン）はチャレンジカップ、オーシャンカップに次ぐ３番目に新しいＳＧで、９１年に創設された。選考基準は全てＳＧ。まず、前年度優勝者に前年のグランプリ優出６選手、さらに直前のオールスター優勝者が優先出場権を得られる。次に選考期間内（前年４月～当該年３月）の優勝戦完走者が権利を獲得。残りは同期間内の予選得点上位者が手にする。ただし優勝戦完走者と予選得点上位者はＡ１級であることと、期間内に１６０走以上という２つの条件を満たさなければならない。

◆水面特性
　今年の舞台、ボートレース宮島は瀬戸内海の海水を利用したレース場。近１年の１コース１着率は、全国平均を約２ポイント上回る５７・６％。うねりが発生する満潮時は、アウトからの攻めが利きづらく、イン有利の傾向に拍車が掛かる。外を狙う場合は水面が穏やかな干潮時をお勧めする。

◆当地得意選手ピックアップ
　今大会のメンバーの中で、宮島と最も相性がいいのは今垣光太郎だ。０２年に当地で行われた第１２回大会を優勝。Ｇ１も３度制している。赤岩善生も周年記念で自身３大会連続優出中（直近の１８年は優勝）と当地を得意にしている。