SGカウントダウンコラム

SG「グランプリ」17日開幕 あと8日、G1「クイーンズクライマックス」28日開幕 あと19日

[ 2019年12月9日 05:30 ]

瓜生正義(左)と田口節子
Photo By 提供写真

◆瓜生、オーシャンC制しSG10勝目!2度目のGP制覇へ視界◎

 総合賞金ランク6位は瓜生正義だ。SG初制覇を達成した07年以降は完全にグランプリ常連として定着。16年、12回目の挑戦で頂点をつかんだ。黄金時代の到来を予感させたが、翌年以降はフライング休みが原因の出走回数不足でA2級降格もあり、大舞台から遠ざかっていた。だが、今年鮮やかに復活。7月のオーシャンカップを制し、SG10勝目を挙げた。一年を通しても安定して活躍。3年ぶりにグランプリ出場を果たした。6位以内に入ったことでTR1st免除のシード権も獲得。アドバンテージを得て、2度目の優勝へ向け視界良好だ。

◆田口、堅実な走りで2年ぶり3回目出場 V争い期待

 女子賞金ランク6位は田口節子。クイーンズクライマックス出場は2年ぶり3回目。11、12年のレディースチャンピオンを連覇した田口にしては少なく感じるが、これは出産による休養があるため。実力が衰えたわけではない。その証拠に、今年は堅実な走りを見せ、勝率上位者として10月のダービーに選出。SGに参戦した。これまでの実績を考えれば、優勝争いを演じても何ら不思議はない。

 10日は総合賞金ランク5位の桐生順平、女子賞金ランク5位の寺田千恵の両選手を紹介する。

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