SGカウントダウンコラム

SG「グランプリ」17日開幕 あと11日、G1「クイーンズクライマックス」28日開幕 あと22日

[ 2019年12月6日 05:30 ]

(右上から時計回りに)田村隆信、長嶋万記、香川素子、徳増秀樹
Photo By 提供写真

◆田村、秋口から猛チャージ

 総合賞金ランク11位の田村隆信は秋口からの猛チャージでグランプリ出場を決めた。10月の鳴門周年制覇で勢いに乗ると、11月以降も蒲郡周年と平和島BBCトーナメントを優勝。GⅠ3Vの固め打ちを飾った。SGでも10月の児島ダービー予選1位通過、11月の桐生チャレンジC優出の好成績。5年ぶりの頂上決戦へ、流れは申し分ない。

◆徳増、26年目で初グランプリ

 対照的に、同12位の徳増秀樹は今年序盤戦で活躍。3月の戸田クラシック、6月の多摩川グランドチャンピオンのSG2優出で大きく賞金を加算した。最近のSGやGⅠでもコンスタントに準優進出。デビュー26年目でたどり着いた初のグランプリの舞台で、どんな走りを見せるか注目だ。

◆長嶋、初G1タイトルへ 香川は大滝に競り勝ち滑り込み

 女子賞金ランク11位は長嶋万記。近年の順位と比較すると物足りないが、これでクイーンズクライマックス出場は4年連続5回目。一線級女子に定着しただけに次はGⅠタイトルが欲しい。香川素子は大滝明日香に競り勝って女子12位に滑り込み。7年ぶりにクイーンズの舞台に帰ってきた。
 7日は総合賞金ランク9、10位の馬場貴也、白井英治と女子賞金ランク9、10位の今井美亜、小野生奈の計4選手を紹介する。

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