SGカウントダウンコラム

PG1「第1回BBCトーナメント」28日開幕 あと4日 ボートレース平和島

[ 2019年11月24日 05:30 ]

江口晃生(右)と深川真二
Photo By 提供写真

〈注目選手(3)〉 ボートレースはインが圧倒的に有利だが、艇番通りに進入する必要はない点がミソ。たとえ6号艇でも、スロー水域に潜り込んで勝負する「前付け」策に出る選手が、今シリーズは数多く見られる。今回は江口晃生、深川真二の“前付け必至”の選手を取り上げる。

◆江口 スロー水域からの勝負にこだわり

 江口の過去1年間の進入は全て3コース以内。スロー水域からの勝負にこだわっている。SG2Vのベテランだが、初めて勝ったのが平和島。記念すべき第1回のチャレンジCだった。当時33歳の江口は1号艇。3号艇の中道善博にインを奪われたが、意地の2コース差しを決めた。54歳になって、今では奪う側に。いぶし銀の技に磨きが掛かり、今年5回の優勝を上積み。10月には通算100Vの金字塔を打ち立てた。

◆深川 “レースより進入で沸かせたい”

 深川がSGタイトルを手にしたのは、17年の平和島ダービー。43歳での初戴冠だった。6号艇で優出したが「僕の仕事は内」と、持ち前の前付け策を実行。2コースを奪って、イン魚谷智之を差した。「この年齢になるとレースでは盛り上げられないので、進入で沸かせたい」。今節の展示航走は進入から必見だ。

 25日は松本晶恵、遠藤エミ両選手を紹介。

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