大阪☆春夏秋冬　武器は歌唱力＆ダンス＆仲の良さ“和テイスト”で世界に羽ばたく

初アルバム「ＳＳＦＷ」発売中

このままスターへの階段を駆け上がれ！「大阪☆春夏秋冬」のＭＡＩＮＡ（左）とＥＯＮ
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　全員大阪出身、平均年齢１９歳の女性６人組「大阪☆春夏秋冬」。アイドルに分類されることが多いが、高い歌唱力とダンス力はその枠を超え、ダンス＆ボーカルグループの印象だ。今回、メインボーカルＭＡＩＮＡ（２０）と、トークを引っ張るムードメーカーＥＯＮ（２０）に話を聞いた。

　２０１２年に結成し、大阪を拠点に活動。５年の苦節を経て昨年、エイベックスのロック系レーベルからメジャーデビューを果たした。最近は動画サイトで公開したミュージックビデオに海外からもコメントが届き、フランスからライブに来る強者も現れるなど、世界にファンが拡大中。先週発売した初アルバム「ＳＳＦＷ」は、バンドサウンドでロック・アーティストとしての存在感も示した。同作の収録曲「世界には僕らだけ」について、ＭＡＩＮＡは「このアルバムを持って世界に羽ばたく、という決意表明の曲。衣装も海外ウケを狙った和テイストです」とアピールした。

　ＥＯＮは「カワイイ曲よりロックの方が素が出て、私たちにハマった」と自信。ＭＡＩＮＡは「ロックの歌い方をめちゃめちゃ研究した」と当初の苦労を明かしたが、「老若男女が一体になれるライブは友達と遊ぶより楽しい」と語った。

　メンバー全員が幼なじみで、「家族のように仲いいのが強み」という。移動の際はスタッフ含め８人が１台の車に乗る。座席はじゃんけんで決め、「３人席の真ん中は地獄。いつか新幹線に乗れるよう頑張ります」と２人は苦笑い。現実はまだ厳しいが、ロックに欠かせぬ反骨精神でスターへの階段を駆け上がってほしい。（萩原　可奈）

　★同グループの楽曲は、６月２０日放送のＭＢＳラジオ「子守康範　朝からてんコモリ！」（午前７時台）で紹介します。