ききみみ 音楽ハンター

STU48・門脇実優菜&福田朱里 海上から陸上へ--!夏のツアーで新たな船出

[ 2021年8月11日 05:30 ]

スポニチ大阪本社を訪れたSTU48の門脇実優菜(左)と福田朱里(撮影・山口 和洋)
Photo By スポニチ

 広島、岡山、山口、香川、愛媛、徳島、兵庫の瀬戸内7県が拠点の「STU48」。48グループ中で唯一、複数県をホームにする。香川出身で副キャプテンの福田朱里(22)、兵庫・淡路島出身の門脇実優菜(18)が、開催中の「夏の瀬戸内ツアー」への思いを語った。

 2人は、ファン投票で選ばれた上位7人で構成するグループ内ユニット「瀬戸内PR部隊」のメンバーだ。1位だった門脇はユニット曲「僕はこの海を眺めてる」で初センターを射止めた。「ちゃんとできるか凄い不安でした。緊張しすぎて、最初のライブはこぢんまりしちゃった」と苦笑い。見守る福田に言わせれば、「門脇は公演中に唯一ソロパートがあるほどダンスがうまい。初めてやる曲でも完全に自分のものにしてて、凄く努力してる。自慢のセンターです」。仲間の太鼓判に喜び、「パフォーマンスで引っ張りたい!」と門脇は声を弾ませた。

 コロナ禍でSTU48にも試練が訪れた。瀬戸内のチームならではの船上劇場「STU48号」が5月に終了。船内での公演は3密を回避できず、約2年で幕を閉じた。福田は「1年間はコロナで全然活動もできなかったので、あっという間に終わってしまった」と吐露。「自分たちのアイデンティティーを失ってしまったというか。一番の強み、他のアイドルと色が違う部分を失ってしまった。それが不安で正直、受け止めきれなかった部分がありました」と正直な胸の内を明かした。

 だが、海上が無理なら陸上で――。夏のツアーは広島サンプラザホールなど7県12会場を回る。福田は「コロナで昨年全然披露できなかった夏曲が満載!船から卒業して新しくなったSTUを見せます」と誓った。STU48の“第2章”に期待したい。(萩原 可奈)

続きを表示

バックナンバー

もっと見る