長嶋一茂「私も『バカ息子』って」首相長男の公邸忘年会「親子とはいえ別人格…彼もそうならないように」

[ 2023年5月26日 11:52 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が26日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。週刊文春が報じた、岸田文雄首相の長男・翔太郎秘書官による首相公邸内での不適切な行動について、“2代目”の立場から言及する一幕があった。

 週刊文春によると、翔太郎秘書官は昨年末に首相公邸内で親族と忘年会を開いた際、公邸内の赤じゅうたんが敷かれた階段で親族ら約10人と新閣僚が並ぶ様子を模して記念撮影。賓客を招く公的な場所での行動。首相は25日、翔太郎氏に厳重注意したことを明らかにした。

 一茂は、翔太郎秘書官について「権力を手中にしている方のすぐ近くにいらっしゃる方。少し勘違いというか、公的なものであるけども私物化するというね」と指摘。

 総理公邸の維持費に約1億円がかかり、その費用や歳費が税金で賄われていることにも触れつつ「そこは線引きをちゃんとしてもらいたいなとは思います。堅苦しいことはあまり言いたくないけれども、税金で賄われていることが根本、根幹にあるので、国民からこんなことして何なの?って思われるというのは…。思わせちゃいけないと思います」と持論を語った。

 また、岸田首相が、翔太郎秘書官を厳重注意し、記者団に対して「適切さを欠くもので、誠に遺憾だ」と述べたことについては「慶応大学卒業されて、立派に秘書官やられているわけですから。本人の口から謝罪なり、ことの経緯なりを説明するということはなかったのかなあと思う」と、当事者の翔太郎秘書官が説明すべきとの考えを口に。父である首相が言及することは「リスクもあるしイメージも悪い。親子とはいえ成人したら別人格」と言い切った。

 最後には「私も57年間『バカ息子』って言われてきたんで」と自虐を絡めてコメント。「2代目ってバカ息子がだいたい多いんだけども、彼もそうならないようにしてもらいたいなと僕はそう思いますね」と語った。

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