川嶋あい 苦渋の決断発表 8・20“母の命日ライブ”今年で最後 術後も「声帯がコントロールできない」

[ 2023年5月26日 08:00 ]

川嶋あい
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 シンガーソングライターの川嶋あい(37)が26日、今年8月20日の「Ai Kawashima 20th Anniversary~820~」LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)をもって20年間母の命日に行ってきた“8月20日ワンマンライブ”をラスト公演にすると発表した。

 川嶋は直筆メッセージで「応援してくださっている皆様にお伝えしたいことがあります」と書き出し、「先日発表したデビュー20周年を迎える8月20日のライブですが、今年の公演をもって、毎年8月20日に行っている単独ライブを最後にしたいと思っています」と母の日ライブに区切りをつける決断をしたことを報告した。

 「ものすごく苦しい選択でした」とし、5、6年前から不調を感じて昨年踏み切った声帯の手術以降、「リハビリを重ねて過ごしてきましたが、何度となく声を出してみても、手術前に抱いていた不調を乗り越えることができませんでした」と苦しみ、悩み続けてきた日々を吐露。自分自身の気持ち、声帯、ファンの思いを考えに考えた末に「声帯を思うようにコントロールできなくなっている今の状況では、今後、この大きなライブをやり遂げていくことが困難だと痛感した」と今回の決断に至った経緯や思いをつづった。「生半可な歌声を届けることは、私にとって心が切り裂かれそうなほどつらいことです。どうか少しでもご理解いただけると幸いです」とファンに向けて理解を求めた。

 それでもメッセージの最後は「今からできる限りの最高の準備をして、応援していただいている皆様に20周年の感謝の気持ちを全力で届けたい…。私自身が出せるありったけの歌を言葉にして。そんな節目となる最後の8月20日を迎えられたらと思っています。この日に立ち会っていただけたらとても嬉しいです」と前向きな言葉で結んだ。

 2003年2月14日に「I WiSH」のボーカルとしてデビューし「明日への扉」が大ヒット。フジテレビ系列「あいのり」の主題歌として絶大な人気を集め、デビューシングルにも関わらずオリコンチャート2週連続1位を獲得し平成の音楽シーンを彩った。「旅立ちの日に…」は定番の卒業ソングとして今でも“人気の卒業ソング”にランクインし歌い継がれている名曲。透明感のある声で“天使の歌声”と称され、幅広い世代から支持され続けている。

 26日18時から「Ai Kawashima 20th Anniversary~820~」のオフィシャル1次先行が開始される。川嶋あい20周年の集大成となる最後の8月20日公演。原点ともいえるLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)でしっかりと見届けたい。

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