「りゅうおうのおしごと!」原作者・白鳥士郎氏 名人戦観戦、敗れた渡辺明名人の拳に感じた「固い決意」

[ 2023年4月6日 22:29 ]

白鳥士郎氏
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 将棋の第81期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)第1局は6日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で第2日を行い、後手の挑戦者・藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋王、棋聖含む6冠=が3連覇中の渡辺明名人(38)に先勝した。

 この日の対局を現地で観戦したライトノベル「りゅうおうのおしごと!」原作者である白鳥士郎氏が、自身のツイッターを更新し、敗れた渡辺明名人の対局後の様子をつづった。

 白鳥氏は「名人戦第1局は藤井聡太竜王の勝利となりました。名人戦初勝利。後手番で大きな勝利です。史上最年少名人まで、あと3勝。そして対局室には報道各社が詰めかけて、振り駒で勝った朝日新聞の代表質問が行われました。ご覧の通り、対局室にすら入れない、凄まじい数の記者です…」と現地の様子を報告。

 また、「勝者である藤井聡太竜王が記者の質問に答えるあいだ、渡辺明名人はうつむき、拳を固く握りしめていました。次は勝利を掴むという固い決意を感じる、そんな姿のように見えました。歴史に残るであろう第81期名人戦は、始まったばかりです」と、渡辺名人の握り拳の写真を投稿し強い思いを感じていた。

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