坂本龍一さん愛娘・美雨、天国へ思い「お父さん、ずっとずっと愛しています」死去後初めて心境

[ 2023年4月6日 04:59 ]

坂本美雨
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 先月28日に死去した音楽家の坂本龍一さん(享年71)の長女坂本美雨(42)が5日、自身のインスタグラムで「世界一かっこいい、憧れのお父さんだった」と最愛の父の旅立ちから初めて自身の思いを明かした。

 坂本さんとシンガー・ソングライター・矢野顕子(68)との間に生まれたのは1980年。当時、父は3人組バンド「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)で世界ツアーを成功させるなど時の人だった。美雨は「父に会いに行く時は、好きなワンピースを着て、きれいな姿で会いたかった」と回想。「最期の日々も、そうして会いに行きました」と明かした。

 芸術一家らしく家族の絆は作品で表現された。1997年、16歳の時に「坂本龍一 featuring Sister M」として歌手デビュー。99年のアルバムデビューの際は坂本さん、矢野と親子3人で共演した。

 美雨は2日、坂本さんのアカウントで投稿されたグレー地に誕生日と死没日が書かれた投稿をリツイート。担当するラジオ番組では3日の放送の最後に坂本さんの訃報がアナウンスされたが、自ら触れることはなかった。

 インスタグラムでは「今、ちっちゃくなってもう一度娘をやりたい。もっと甘えたり反抗したり迷惑をもっとかけて、それでもやっぱり大好きだと言って、思いきり抱きつきたい」などとあふれる思いを吐露。「お父さん、ずっとずっと愛しています」と締めくくった。

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