南こうせつ 40年来の親交あるムツゴロウさん訃報に「とても寂しい気持ち」

[ 2023年4月6日 18:52 ]

南こうせつ
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 シンガ・ソングライターの南こうせつ(74)が、「ムツゴロウ」こと作家の畑正憲(はた・まさのり)さんの訃報に「とても寂しい気持ち」とコメント発表した。

 40年ほど前から親交があり、その後も何度か自然保護チャリティーコンサートを一緒に開催た仲。「突然の訃報に驚いています」とし、「もっと長生きをしていただいて、絶滅していく動植物の言葉を伝えて欲しかったです」と追悼した。

 18年には、北海道での開催したコンサートの合間にご自宅を訪問。「ムツさんはあいにく留守でしたが、奥様が最近ムツさんの身体の調子がイマイチなんですよ。と話していたのが心に残りました」とつづった。

 【追悼コメント全文】

 突然の訃報に驚いています。

 初めて会ったのは確か80年代の始めの頃、雑誌の取材でした。北海道の中標津にあるご自宅に伺いました。70万坪の敷地にあるログハウス風のお家に泊めてもらいました。お家の中に猫や犬が放し飼いにされていて、鴨居からフクロウがこっちを見ていました。その時の雑談の中で森林が伐採されてしまうとその辺りに住んでいた島フクロウもいなくなってしまうのでそれを守りたい。という話をしたのを覚えています。

 あれから何度か動物王国を始め自然保護チャリティーコンサー
トを共にやってきました。いつお会いしても少年のような、動物のようなキラキラした瞳にとても癒されました。

 最近では2018年、北海道でのコンサートの合間にご自宅に伺いました。ムツさんはあいにく留守でしたが、奥様が最近ムツさんの身体の調子がイマイチなんですよ。と話していたのが心に残りました。

 今回の訃報にとても寂しい気持ちです。人間にとっても生態系を守る為の生物多様性が、益々重要な意味を持っています。

 ムツさんには今こそもっと長生きをしていただいて、絶滅していく動植物の言葉を伝えて欲しかったです。天国から見守っていてください。

 合掌 南こうせつ

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