SKE須田亜香里が卒業発表「アイドルで成し遂げられなかった人生を人間として」卒コン日本ガイシ9・24

[ 2022年5月30日 20:13 ]

卒業を発表したSKE48の須田亜香里
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 SKE48の中心メンバーでソロタレントとしても活躍中の須田亜香里(30)が30日、名古屋市の専用劇場でグループから卒業することを発表した。この日の劇場公演で明らかにした。卒業コンサートは9月24日、名古屋市の日本ガイシホールで開催するとした。

 須田は「ここで私からみなさんにお伝えしたいことがございます。私、須田亜香里はSKE48から卒業します。高齢の先頭の方を走ってきて、20代の後半には心ない声をいただいて、つらいなと思ったこともあるんですけど、今はファンの皆さんから“ずっとSKE48にいて欲しい”と言われるようになりました。感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございます」とファンに感謝の思いを伝えた。そして卒業を決めた理由として「アイドル須田亜香里では成し遂げられなかった人生を、人間須田亜香里としてやってみたくなった」と須田らしい言葉で語った。

 須田は09年のデビュー当初、ステージの端が定位置。不遇のスタートから、大所帯で埋没しないために握手の仕方など工夫と努力を重ねて存在をアピール。18年の選抜総選挙では、15万4011票を獲得して2位。1位松井珠理奈(25)とのSKE勢によるワンツーフィニッシュを成し遂げた。

 グループの活動を通じて「握手会の女王」「総選挙の申し子」と呼ばれたことに加え、クラシックバレエで培った体の柔らかさや、“汚れ役”をいとわないキャラクターを生かしてバラエティー番組で爪痕を残し「軟体女王」「NGなしアイドル」との異名もとる。情報番組のコメンテーターやコラム執筆など仕事は多岐にわたっており、48グループの中でも全国的に名前が浸透しているメンバーになっている。

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