新海誠監督も驚き　花澤香菜の独特すぎる役作りとは？「違和感をお芝居の中にかすかに入れていたのかも」

新海誠監督
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　アニメ映画「君の名は。」などで知られるアニメーション監督の新海誠（49）が、29日放送のTBS系「情熱大陸」（日曜後11・00）に出演し、声優・花澤香菜（33）のユニークな役作りについて語った。

　番組では、花澤に密着。数々の人気作に出演してきており、新海監督の作品でも主要なキャラクターを演じてきた。13年公開の「言の葉の庭」では、主人公の高校生タカオと、雨の降る公園で出会う元教師ユキノの声を担当した。

　ユキノは学校で生徒からの嫌がらせに遭って学校を退職、心を病んでいるという難役だった。新海監督は「『言の葉の庭』のユキノという女性は、ちょっと心のバランスを崩していて、不安定な状態だというキャラクターだった」と説明。「それを演じるのに花澤さんは当時、靴を左右逆に履いていたのかな？そういう違和感を、お芝居の中にかすかに入れていたのかもしれない」と明かした。

　花澤の独特かつ繊細な役作りに、新海監督は「そういう工夫は初めて見ましたね。花澤さん以外であまり見たことがないですね」と驚いていた。