東国原英夫 一家で9億6000万円超を搾取の給付金詐欺事件に「捜査力が試された」日本の警察を称える

[ 2022年5月30日 19:02 ]

東国原英夫
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 元衆院議員でタレントの東国原英夫(64)が30日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に生出演。親子3人が国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして警視庁に詐欺容疑で逮捕された事件について語った。

 番組は一昨年、新型コロナの影響で収入が減った事業主を装い、持続化給付金300万円をだまし取った疑いで家族3人を逮捕したと紹介。さらに主犯格とみられる元夫とともにこの家族を中心としたグループが約1780件の虚偽申請をし、9億6000万円以上を詐取したとみられることも取り上げた。現在、この元夫は指名手配されているものの国外逃亡した可能性が高いという。

 この事件の詳細を聞いた東国原は「こういうことがちゃんと捜査、調査できるのはいいこと」と意見。

 「この頃(一昨年)を思い出してください。とにかく先に給付金を配らないといけないので、手続きを簡素化しましょうと。不正は絶対、起きるでしょう、後でそれは調整しましょうということだった」と当時は給付金を迅速に配るために手続きを簡素化したことから、悪用する人が出てくることも予想済みだったとした。

 そういった背景を踏まえ「不正が100何十件出てる。もっとあるのかな?それを後でどう回収するか、どう捜査するか調査する、捜査力が試された」と今回の事件について指摘。「こういうのをきちんと捜査してくれているのは良い傾向」と日本の警察の捜査能力を称えた。

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2022年5月30日のニュース