SAM 驚きの連続だったTRF結成秘話「がく然とした」ワケ 小室哲哉氏との出会いで言われた言葉

[ 2022年5月30日 15:14 ]

「TRF」のSAM
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 5人組ダンス&ボーカルグループ「TRF」のSAM(60)が30日、フジテレビ「ポップUP!」(月~金曜前11・45)にVTR出演。TRF結成の秘話を明かした。

 TRFは音楽プロデューサー・小室哲哉氏のプロデュースで1993年にデビュー。90年代のヒットチャートを席巻し、CD総売り上げ枚数は2000万枚以上を売り上げた。

 10代の頃から毎日のようにディスコに通い、ダンスを腕を磨いていたというSAM。その実力が認められ、深夜に放送していた同局のダンスコンテスト番組「Dance!Dance!Dance!」に出演。TRFのメンバーとなるCHIHARU、ETSUとともに番組を盛り上げ、ダンス業界では一目置かれる存在となったという。当時について、SAMは「レギュラーダンサーだったので、毎週、ショータイムみたいなことを番組の中でやるんですよね。それを小室さんが見ていて、“会いたい”って言ってくれて」と回顧。すでに超有名ミュージシャンだった小室氏がその後、SAMのライブに足を運び、初対面が実現したという。「その時に、小室さんが“オリジナルの曲で踊らない?”って言ってくれて。“デビューできる!”みたいな、そんな感覚でいたんです。それがファーストコンタクトですね」とし、その時に当時、自分が好きだったヒップホップの音源などを渡したという。

 ただ、その後、半年ほど連絡が来なかったといい「あの話、無くなっちゃったのかな?」と思っていたところに、小室氏から夜11時に連絡が入り、「今、築地でレコーディングしているから来ない?」と誘われたという。

 「スタジオに入ったら、小室さんが卓に座っていて、後ろのソファーに僕ら座って、“ちょっと待っててね”みたいな。曲がかかったらガンガンテクノで、“この後、俺たちの始まるよ!”ってヒップホップが来ると思ってるから。そしたら音が止んで、小室さんが後ろを向いて、“こんな感じなんだよね”と言われて。僕ら、あ然として“えええーー!!”みたいな。ユーロ音楽とかテクノ音楽とかっていうのは(当時の)自分たちの中で邪道というか、“そんなんじゃ踊れないよね”みたいな感じに思っていたんで、がく然としたんです」と苦笑した。

 さらに、まさかの出来事がもう1つ。「そのレコーディングの時に、音が止まって、ブースからボーカルが出てくるんですよ。ボーカルがいるなんて聞いてないんで“ボーカルのYU-KI”と言われて“えええーー!!”ってダブルでびっくりして」と驚きの連続だった結成を振り返った。

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2022年5月30日のニュース